勉強会活動報告!![ジェンダーについて語る層]

8月も半ば!!

ということで本来ならばまだまだしつこい暑さに悩まされる頃ですが、

東京では早く明けた梅雨のぶり返し天気も気温もパッとしない日々が続いていますね。

まああまり暑くないのはありがたいんですが。

 

とはいっても雨では外出も億劫になりがち。

そこで、今日は上半期の勉強会の報告に参りました。

雨の音でも聴きながらどうぞ!

 

 

というわけで、勉強会の報告です!!

私たちのグループのテーマは「ジェンダーについて語る層」です。自分の主観混じりの文章になりますが何卒ご容赦を。

そもそも、「ジェンダーについて語る層」とだけ言っても何のことかさっぱりだと思うので、ざっくりとした説明をします。

最近、女性の社会的地位向上LGBTなどの話をめぐって、いわゆるジェンダーの問題が話し合われることが多くなっています。ニュースなどで取り上げられたり、SNSでジェンダーに関連する発言をしてみたり、学校の授業なんかで話したり、様々な人が様々な場で口にすることが増えてきているように見えます。

しかし、本当のところはどうなんでしょうか。ジェンダーについて何らかの意見を持っている人は必ずジェンダーについて精通していると言えるのでしょうか。

例えば、一番顕著な例が男女間のジェンダーに関する認識の差です。

同じ社会で生きてはいても、差別をされる側の人間の方が差別をする側の人間よりも差別に対して敏感になるので、一般的にジェンダーが原因で差別を受けることの多い女性の方が性差別を認識する機会が多いでしょう。あくまでこれは一般論なのでもちろん反例もあるでしょうが。

 

ジェンダーについて考えたいというときに、このような認識の差異はどれほど小さく思えるものでもなかったことにして話をすすめることはできません。そこで、今回は男女間という一つの切り口を例に出しましたが、このような切り口についてどう扱うか考えよう、というのが私たちのグループの勉強会の目的です。

さて、男女間の問題認識の差、という話をしましたが、これが顕著に表れているのが、フェミニズムの勃興です。フェミニストの活動に比べれば歴史は浅いものの、LGBTなどのセクシュアルマイノリティーの方の活動も近年ではオープンになっていますね。

このように、歴史を紐解いてみれば、どのような時代どのような立場の人が扱いの是正を求めて声を上げてきたのかがわかりそうです。これを時系列に沿って辿ることで、ジェンダーへの意識が高い人の属する層と時代の関連がわかりそうです。そして、そのような人たちの活動が果たして政治に影響を与えたのか、与えたとすればどのように与えたのか、これを追うことでその時代に支配者階級の人間がどのようにそれを捉えていたのかなども推察できます。

また、フェミニズムと一口で言っても、時代によってフェミニズムを訴える層がことなり、その結果主義主張も異なったものになっているので、マルクス主義フェミニズム、ラディカルフェミニズム、リベラルフェミニズムなど様々なフェミニズムの起源について詳しく調べてみよう、ということになりました。

ここに関しては、恥ずかしながら知識不足で勉強会として成立させられるレベルに達していなかったので次の話題に移ることにしました。

 

歴史的に振り返らなくても、まず現在どのような切り口がありそうか、ということを考えてみました。結果出てきたものを列挙します。

まず、ここまで何度も触れてきた、男性と女性。これは細かくは触れません。

次に、セクシュアルマイノリティーか否か。これも男性と女性に似て差別を受ける側が差別をしている側よりも敏感である、という構図ですね。

世代。教育も時代とともに変わりますし、昔は今ほどジェンダーについての意識が高くなかったことが世代ごとのジェンダーの問題の認識度合いに影響しそうですね。

都市部で生活しているか、地方で生活しているか。一般的に地方の方が古い考えが根強く残っているところが多く、都市部ほど核家族化が進んでいないことなどを考えると、世代と同様の差が出てきそうです。

所得。これは国と国との比較にはなりますが、先進国と発展途上国との間では、女性の労働環境が大きく異なってきますし、この影響は大きいです。

教育水準。一口に教育の質というよりも、ジェンダーに関する教育の有無という方が正確ですが、これもかなり影響が大きいでしょう。

人種、宗教。これも細かくは触れません。

職種。一般的には女性の少ない職場の方が女性の居心地が悪いイメージがありますが実際はどうでしょうか。

子供がいるか、いないか。女性が自由に働けない原因の一つは育児に縛られることですし、この差も大きいです。

 

さて、ここまで色々と列挙してきましたが、差がありそうというだけで、実際にどのような差があるかという検証ができていません。

国同士の比較は今後ジェンダーギャップ指数などをみて、どのファクターによるものか分析する作業が必要になります。

が、実際これだけの切り口がある以上、人と人の間でジェンダーについての認識は相当大きいと考えるのが妥当でしょう。

 

ここで最後の話題です。

このような人と人との間の認識の齟齬を前提として、グローバルネクストリーダーとしてどのようにジェンダー問題の解決を図るか。

この問いを考えるにあたってさらに問題を複数のプロセスに分けて具体化しました。

まず、政策提言者及び調停者の立場として、ジェンダー問題に関心のない人にたいしてどのようにアプローチするか。

次にだれかの立場を改善するような政策を定めるとして、そのターゲットをどのようにして選定するか。

さらに、そのような格差を是正するような政策を導入する場合、機会を均等にするのか、もしくは結果を均等にするのか

また、問題の存在を指摘する立場の人と、その問題の解決策を提示する立場の人の間でどのようにすり合わせを図るか。

以上のような問いについて話し合いましたが、明確な答えがない以上短時間ではっきりとした結論には至りませんでしたが、このような問いについて本会議で話し合ったら面白そうだという結論に至りました。

バックグラウンドの異なる様々な人と、異なる考えを持つもの同士話し合ってお互いの考えを尊重するという姿勢こそがGNLFの目的であり、この話題は日本人どうしで話していても考えがまとまらないくらいなので、本会議のテーマとしてもってこいです。

ということでなんとかきりよく勉強会をまとめることができました。

長くなりましたが、ジェンダーの認識の層による違いについて今後の見通しをたてることができてよかったです。自分はジェンダーについて興味があるものの、学問的な知識の全くない状態だったので博識なGNLFの先輩方に助けていただき、本当にためになりました。自分も人に頼っているだけではなく積極的に学ぼうとすることの必要性に気づきました。

ここまで長々と書いてきましたが、最後まで駄文を読んで居ただきありがとうございました。