勉強会活動報告![表象文化とジェンダー]

GNLFの目玉イベントである本会議の今年のテーマは「ジェンダー」
今回は「表象文化とジェンダー」のグループで調べていることを一部ご紹介したいと思います!

表象文化とジェンダーとは密接な関係を持っています。
例えば、メディア。
メディアにはしばしば「男性/女性とはこうあるべきもの」あるいは「男性/女性としてこうありたい」というイメージが表れています。最近では、サントリービールやユニチャームのオムツのCMが女性差別的な表現を含んでいるとして多くの批判を浴びたりと、メディアが提示する男女のイメージに対して多くの人が声を上げるようになっています。

オムツの交換台、男性トイレには備えられていないことも多いですよね。

CMやテレビ番組といった主なメディアの製作側は、少しずつ女性進出が進んでいるとはいえ、まだまだ男性が中心の世界。それゆえ、メディアも「女性とはこうあるべき」というステレオタイプなイメージを押し付けがちになってしまいます。(もちろん、逆に男性差別と捉えられるものもありますが。)情報の発信側で男女が対等な立場に立つことができない限り、性差別的な表現をなくすのは難しいかもしれません。

メディア以外でも表象文化とジェンダーのつながりは見られます。
宝塚のような演劇もその一つです。
ここでは、 宝塚歌劇の娘役について、ジェンダーの観点から考えてみたいと思います。
宝塚歌劇は圧倒的男役優位システムになっていて、トップスターにあわせて固定娘役を選んだりするという特徴がポスターによく出ています!
大きさや、目線など、娘役は小さく、そしてあまり正面を向かないといったところが挙げられます。
また、この「娘役」という名称も珍しいですよね!
家父長制が前提で、恋愛至上主義的、純粋でかすみ草のように目立ちすぎず、かつ地味ではないという、時代遅れな女性像こそが娘役であり、非現実に支配された存在と言えると思います!
また、団員さんのなかには確実に「女役」との無意識的な区別が存在しているのも、発言からわかります。
この「女役」こそが、現代的であり、既婚であったり、恋愛に関して打算が働くようなたくましさをもった女性像だと言えると思います!
宝塚歌劇というと、男役ばかりに注目が行きがちですが、娘役さんたちが同性を”演じる”ことによって男役が男性に見えるという、重要な役割を担っているのが娘役です。
そんな彼女たちは、私生活でも、ワンピースとスカートが絶対、凝りに凝ったヘアアレンジをするなど、フェミニンさをだすという、暗黙の了解の中で生きています。
これも男性の対極に見えるようにという大きな配慮が知らず知らず働いていると言えるのではないでしょうか!
もっともっと娘役さんたちの偉大さを知る人が増えればいいなと思います。