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ファシリテーターのMajaちゃん(GNLFのメンバーです)。才色兼備とは彼女のこと。

[2018本会議レポ]日本人だけ英語が流暢に話せない- “レディファースト” セッションでの気づき

”日本人だけ英語が流暢に話せない”
様々な国のひととの討論会作成して気づいたこと。

session_0
レディーファーストの議論

ファシリテーターのMajaちゃん(GNLFのメンバーです)。才色兼備とは彼女のこと。

ご無沙汰してます。お一人様反省会の議事録みたいな記事を投稿してしまってほんとに申し訳ないと思いつつ英弱ゆえにsession内容を投稿できない9期新枦がお送りしています。

目次
1session構築のきっかけ
2お一人様反省会

≪前提のおはなし≫
先日このサークル最大のイベント本会議が終了しました。本会議は世界中の国々からの学生が参加する約1週間のフォーラムです。毎年変わるテーマについての議論・フィールドワーク・プレゼンだけでなく、文化交流も盛り込んだ盛りだくさんのプログラムで、今年はgender equalityをテーマに開催しました。(一部ホームページより抜粋)こちらをご参照ください
※session_0は本会議のメインパートのひとつです。


1. session構築のきっかけ
gender equalityをテーマに何かsessionを、と言われてまっさきに思いついたのが性差が表れている問題を取り扱うことでした。

「デートの代金は男子が持つ」
「バレンタインデーは女子が男子に贈る」

みなさんこれについてどう思いますか?
ひとつめは絶対割り勘派も毎回ではないけど何回かは出してもらう!ってひともいるはず。二つ目はどうなんだろう、男子からは少なそうって印象が個人的にはあります。(女子からの手づくりお菓子を手にいれるためにありえんクオリティーの高いお菓子を自作した人は知っている)

性差が関わる問題はいろいろな価値観の人がいるから意見も様々なはず。(GNメンバーですらたぶん割れる)

「日本でもこれだけ割れるんだから外国にはもっと予想外な考え方があるのでは?」


筆者のこんな素朴でなんのひねりもない疑問からGNLFのsession_0はスタートすることになりました。


2.お一人様反省会
session_0は「レディーファーストはアリ?」という内容で全体討論を行いました。
各国共通でもっている文化慣習の中から何かひとつテーマに、と思って決定です。

まず会議を終えた今、このsessionについて結論から言って
様々な面からむずかしい。

なにが難しいって皆さんアレを想像してください。ハーバード白熱教室型の討論。

みんないい笑顔。



参加者がお互いに英語でガンガン意見飛ばします。日本でよく見る「では討論を開始してください」のあとに始まる誰も手をあげないシーーーンとした教室、みたいなものはそこには存在しません。みんな思い付いた順に。人の意見に感化されて。文字通り白熱してました。

予想以上の盛り上がりに作成者側としてもおぉ…と嬉しさよりも驚きが勝ってました。

でも想定通り日本人参加者がつらい。
そりゃそう、そんな英語で自分の意見を何十人も前にして即席で言うなんて経験を多くの人がもっているわけではありません。(筆者は意見言うはおろか、議論内容8割くらい聞き取れてません)最初のうちは意見だしにくそうにしてた印象です。

このへんに私が難しかったことのひとつ目があります。
session始まって気づいた
英語しゃべれないの日本人だけ…。

かきそびれてたんですけど、参加者はほぼ全員英語が母語ではないんです。(シンガポールは母語ですね)だから母語の人はごりごり討論するかもしれないけど、そうじゃない人たちも複数いるからもう少し討論は穏やかになる想定で作ってました。

GNLF大好きで毎年参加してくれてる教授。お話をお始めになるとすごく熱い。



まぁ日本人参加者は辛いかもしれないけど日本人だけではないだろう、と思ってたんですね。ところが日本人以外は全員英語が流暢。
目論見が思いっきりはずれたところでした。

司会が上手にふってくれたから日本人からも意見がでたけどこれってもしかしてやばかった…?とあとから反省しました。

こういう国際会議に参加する層って英語が堪能なのはそれはそうって感じだったし、これは指摘があったところですが、大学レベルになると自国の言語で学問ができない場合もあるんじゃないか…ということに気がつきました。

うーむ、日本人が英語苦手っていう話はよく聞きますが、これは自国の言語で学問ができちゃう(というか、その苦しみは明治時代に先人が解決してくれた)というありがたい面もありそうですね。

やっぱり英語はそれ単体として勉強するしかないのかしら。でも会話の技術は会話でしか学べなさそう、というのが今回の会議を見ていての私の感想です。

ともかくこれがsession_0の反省と英弱の感想でした!駄文ながながと読んでくださりありがとうございました!

[2018本会議レポ]”メディアとジェンダー”セッションを振り返る

さてみなさんこんにちは!新歓真っ只中ですね!今回は9期合田が、ジェンダーをテーマとする今年2月に行われた本会議の様子をお伝えしていきます!今回私がお伝えするのは、以下の4つのセッションのうちの

0,レディファーストの是非を問う(導入)

1,メディアとジェンダー

2,ライフコースについて考える

3,ジェンダーの多様性

2番目「メディアとジェンダー」にて、グループに加わったときの経験です!このセッションの中でも実は前半の「自分たちでCMを作ってみよう」パートと後半の「実際にCMを創っている電通の社員さんから話を伺う」パートがあるのですが、今回は前者。

さてみなさんはCMとジェンダーと聞かれて何を思い浮かべますか?

よくわからん、至極ごもっとも。私自身、こうしてジェンダーと向き合う機会がなかったら、はぁ?となっていたことでしょう。ですが実際には、世の中にはジェンダー的な観点から違和感のあるCMはいくつもあります。以下紹介しているのは、賛否両論を巻き起こしたり、いわゆる「炎上」をしたもの。

 

「養って」の発言が性差別的だと問題になったふるさと納税のCM

壇蜜さんが出演し、女性を性的対象として扱ったような表現が批判を浴びたCM

 

今回は、このような事態がなぜ起きてしまうのかーージェンダー的な問題点はどこにあるのか、作成者側は何を意識しなければいけないのかーーを考えるために、前半でまずは娯楽的な要素も取り入れつつ実際に自分たちでCMをつくってみよう、と。

さて、少し真面目になってしまったのでここからはラフにいきましょう(笑)。

まず参加者全体を5つのグループに分け、各グループに何の商品を宣伝するのかを伝えます。私たちの班に割り当てられたお題は、「洗濯粉(柔軟剤)(laundry powder)」。みんなが「この洗濯粉が欲しい!」と思えるような15秒のCMを作ります。ただし、そのCMに(どんな役割でもいいので)全員が参加することが条件。

私の班はLaszlo, Greta, Yurika, Nojo, など7名。まずは10分間、各自が個別にCMの構想を考える時間。それぞれがアイデアを練り上げます。ですが、ここでも日本人と海外参加者の差がやや浮き彫りに。この時間は集中して一人で考えようとする日本人と、この時間でも喋りたがる海外参加者。日本人の間に流れる「話してもいいのか?」みたいな空気。まくし立てる海外勢。控えめに言ってカオス。

 

ともかくも無事(?)10分を乗り切り、次のディスカッションの時間へ。1時間強とたっぷり使い、CMを完成させます。撮影するもよし、実演するもよし。

こんな感じ。

さて我々の班、活発に意見を出し合います。かぶってた案を合わせると、出てきたストーリー案は主に4つ。

 

①母さんが買い物で家を出ていく。家に残した父親と子供に洗濯を任せるも、全く洗濯ができない!そこに天使が現れる。さらっと粉をかけて、家中に散らばっていた洗濯物が綺麗になる!

②カップルがデートの待ち合わせ。商品の洗濯粉で洗濯した女の子の服からはいい匂いがして男子は会った瞬間イチコロ。

③仕事帰りで疲れる街に、粉雪(=柔軟剤)が降り注ぎ、みんなの服装がきれいになり、街に笑顔が戻りみんなハッピーに。

④昔いつも服を汚して帰っては母親に怒られた少年。「30年後」のテロップの後、きれいな白衣を着た彼が作り出したものは、どんなに汚れた服でもきれいにする最強の洗濯粉、という感動的ストーリー。ちなみに、日本人参加者Nojoの珠玉の一作。

 

さてジェンダーという観点からすれば最強なのは③だなぁ、と。④も捨てがたいが、全員が出演しにくい。ある程度のコメディ性も求めていきたいものです。するとここでハンガリー1のお調子者Laszlo(23歳)が「俺①で天使やりてえ!」と言い出す。他のメンバーも勢いに圧倒され、とりあえず(?)天使の羽を作り出す。こんな感じで世界は回っているのでしょうか。よくわからんけどもう止まりません。

 

ですがここで議論が奮発します。母さんが家出て言って残された家族が洗濯ができないっていうシチュエーション。あれ、これってジェンダー?お父さんは家事ができないっていう偏見をCMの観点から押し付けていないか?

 

結論から言うと、この議論は放棄されましたw。時間的制約のもと、CMを完成させるのに必死でした。それでも、参加者の心にCM作製の難しさを刻んだのは確かです。楽しんでやることと、ジェンダー平等の両立の難しさを実感した瞬間でした。

 

あとは文化祭直前のテンションです。Nojoが工学部オタクとしての本領発揮。天使の羽を飛行機の翼見たく大進化させるファインプレー。ご機嫌なLaszlo。休憩と言われたのに誰も聞かず夢中で作業を続けるし。

結果、Yurikaママ、私ゴーダパパ(なぜか一番童顔なのにパパ役になった)と子供たちと天使、というカオスな役割分担が決定。練習したともしてないとも言えないよくわからん状態で本番へ。たった十数秒ですが、少し緊張して、少し達成感があって、大きな笑いに包まれて。

 

他の班ではCMを説明した紙芝居を書いたり、実際にユーモアを交えたビデオを撮影したところも。

 

こうして、CM作製は大好評に終わり、幕を閉じました。元からジェンダーに関心があった人はもちろん、そこまで関心がなかった人も巻き込んでジェンダーについて考える契機となりました。そして個々が考えを持ち帰り、翌日は大手広告代理店である電通の社員さんから実際にCMを創作する際の心構えを聞きました。

このスライドだけでも後半の面白さ伝わってきませんか…??

 

 

 

[2018本会議レポ]”ジェンダーとライフコース”セッションの紹介&サッカーは人をつなぐ!!

こんにちは、GNLF9期の萩原雅之です。今回は、私個人が本会議の中で一番印象的だったセッションと、本会議中に国境を越えて盛り上がった事の2つについて書きたいと思います。

 

まずは私個人が本会議の中で一番印象的だったセッションについてお話します!

 

今回の本会議では4つセッションがあり、どれについてもとても考えさせられる事が多かったのですが、特に自分にも当てはまり未だに色々と考えているセッションがあります。それは、セッション2のライフコースセッションです。

 

ライフコースセッションの概要について短く説明すると、まずデロイトトーマツで仕事をされている児玉さんをお招きし、主に日本の女性の働き方の現状について児玉さんの過去に起きたことと照らし合わせながらお話ししていただきました。その後、34人のグループになり自分の将来について話し合い、参加者の人の将来設計についても考える、というものでした。

 

児玉さんのお話では、現在の日本の女性の仕事上の待遇、児玉さんの経歴や過去にあった出来事、またそれをどうやって改善していくのかについての児玉さんの考えなど色々な事についてお聞きしました。自分自身に当てはめて考えてみると、私の将来働きたいスポーツ業界(スポーツビジネス、スポーツテクノロジー、コーチ、トレーナー、スポーツの団体、教会など)ではほとんど女性がおらず、立場もありません。女子スポーツの普及や人気向上などもあり、スポーツ業界で働きたい女性も増えていると思います。(私も数人ですがそのような友達がいます。)そのような人は、男女比の点においても男性が持つ既得権益という点においても、中々やりたい事が出来ていないのが現状だと思います。そのような点を変え、スポーツ業界全体の向上の為、女性が進出しやすくなるような環境を作る必要があるのではないか、と感じました。(壮大過ぎますかね笑)

セッション後の記念撮影

また、グループでの話し合いでは、ハンガリー人高身長男前優男のアレックス、メキシコの陽気で超優しい女性アレと同じグループで参加し自分達の将来について色々なことを話し合いました。特に印象的だったのがアリの将来についての話です。

 

彼女は、日本語も少しだけですが喋れるほど日本好きで、将来はメキシコの経済省?に勤めて日本との貿易や経済協力に携わりたいという将来の目標を持っています。もちろん彼女も結婚して子供を持ちたいという夢があり、これが自分の将来の仕事と相反してしまうのではないか、と考えていました。もし彼女が将来自分のやりたい仕事に就けた場合、日本へ出張したり日本に住んだりしなければならないし、それが彼女の願望でもあります。しかし、結婚する相手、子供、さらには両親、祖父母はどうなるのか。自分のやりたい事をやるのはもちろん自分は幸せです。でも周りの人にももちろん迷惑をかけてしまう。そんなことを悩んでいました。

 

これは、将来、海外で仕事をしたいと思っている私にも当てはまりました。私も結婚して子供、家庭を持ちたいです。しかし、今までは結婚相手はそういった環境を受け入れてくれる人がいいなと思っていましたし、両親、祖父母は私が私自身の好きな事をやっていれば幸せだと言ってくれていたので自分の将来が自分の周りの人に与える影響についてそこまで深くは考えていませんでした。

 

しかし、このアレの話を聞いて私自身はただわがままで自己中心的すぎるだけなのでは、と気づきました。結婚相手も子供も私が海外に行くことを受け入れ、付き合ってくれるかもしれませんが彼らにとってそれが1番の幸せとはもちろん限りません。両親、祖父母も好きな事をやりなさいとは言っていますが、これまで沢山お世話になってきた分、顔を出すことはもちろん感謝を返さなくてはなりません。そのためには日本にいる時間が必要です。自分のやりたいことと周りの人を幸せにすることを両立する事は女性に限らず男性もとても難しい。そんな当たり前の事について考え、将来設計をする重要性に今更気付かされました。

 

 

これまで自分自身の話ばかりして退屈させてしまい申し訳ありませんでした。最後に本会議中にめちゃくちゃ楽しかった、盛り上がった事についてお話します!

ズバリ、4つもあります(笑)。女の子の話、文化交流会での即席クラブパーティー、映画のサウンドトラック当て対決、深夜のサッカー鑑賞会です!1つ目についてはここでは詳しく書けない(笑)ので、残りの3つについてについて詳しく話します!笑

文化交流会での即席クラブパーティー

文化交流会後、会場でMaroon5SugerEd SheeranShape of youなど参加者全員が知っている曲を流し、みんなで歌って踊りました。こういう事があるといつも思う事なのですが、とにかくダンスうまくなりたいです(笑)

即席クラブ中央で踊るMax

映画のサウンドトラック当て対決

宿でみんなが好きな映画のサントラを流し合って当てる対決をしました。日本人参加者のノージョー君が持ち前の映画好きを発揮し無双していました(笑)日本で有名な洋画と海外で有名な映画に差があったのが意外でした!

深夜のサッカー鑑賞会

私はイギリスのリーグであるプレミアリーグの中のあるチームが好きなのですが、海外参加者の中にも1人(ハンガリーのグレタ)その私が好きなチームが好きな人がおり、さらにそのチームのライバルチームが好きな参加者が2人(チュニジアのスキャンダーとパキスタンのシェド)いました。よくその話をしてとにかくどこのチームが一番だ、どの選手が好きだ、と盛り上がりました。最終日には、プレミアリーグの試合を夜中の3:45からシェドと一緒に見て、つまらなかったので前半だけみてすぐ寝 たのがいい思い出です(笑)。サッカーは本当に人と人を繋ぐ、それを改めて実感しました。

1つ目について話せないのは残念です(笑)が、上の4つはもちろんセッションの合間合間にしたたわいもない話や観光など、全てが楽しく興味深かったです!テーマについて真剣に話し合い、意見をぶつけ合うこともあれば一緒に色々な話をして楽しむこともできる、こんな機会はGNLFにしかないと思うので、ぜひ興味ある方は新歓に来て話を聞いてみてください!

 

[2018本会議レポ]あなたは大人数の外国人を連れて東京を歩いたことがありますか?

こんにちは!9期の日下部です。
今回は本会議中の印象深いエピソードということで、大人数の参加者を連れて観光した時のことについて話したいと思います!

GNLFの本会議にはチュニジア、キルギス、パキスタン、メキシコ、ブラジルなどなど様々な国の学生が集まります。日本に初めて来る人も多く、時間が余るとあちこちに行きたがります。

10カ国以上の国と地域から学生が集まります

観光をしたいこと自体は、日本をもっとよく知ってもらえることですし、異論はありません。でも午後のセッションが終わってから夜間プログラムが始まるまでの約2時間で、

・大きな100円ショップ(多分原宿のダイソーのこと)に行きたいショッピング好きのチュニジア人

・とりあえず渋谷に行きたいブルガリアの女子学生

・どうしても東京都庁に行きたいメキシコ人

・足が痛いので休みたいブルガリアの教授

彼らの希望を全て汲み取り、短い時間で観光をするのはもはや無理ゲーです。

なんかよくわからないけど楽しそう!とりあえず行きたい!というノリのいい参加者も加わると、完全にカオスな状況になります。

 

みんな自由に行動させたら良いじゃないかと思うかもしれませんが、外国人参加者だけで観光して迷子になってしまったらたまったものではないので、彼らが観光するときには運営メンバーがついていく必要があります。(日本語がやたら流暢なメキシコ人もいたりするので、ある程度臨機応変に対応はしますが)

自分の主張を押し通せ!

そして、バラバラで統一性のない軍団に、集団行動をさせるためには、自分の主張が正しいと説得する」スキルが大事になってきます。もちろん、どんなに論理的に話しても、証拠を見せても、全く取り合わないクレーマーのような人も時折います。ただ、幸いにも今回の会議に参加していた学生は皆、「論理的に話せば通じる」人たちでした。(残念ながらクレーマー体質の人がいた時の対処法についてはここでは考えないことにします。)

 

日本人は自分の主張をよりも全体の調和を優先する、というのは良く聞く日本人の一般的な性格ですが、海外から来た学生と話していると、確かに日本人ってすごく控えめだなと感じました。「時間がないから今日は新宿の都庁だけ見て帰ろう!」と言ったら、「新宿にある百均に歩いていくことはできないの?」とメキシコ人に言われてしまったし、「夜間プログラムも用意してるからそっちに参加しようよ!」と訴えても、観光で頭がいっぱいな彼らには私の声は届いていないようでした。

 

結局、「新宿にある百均はそこまで大きくないし、ここ(都庁)から歩くと時間もかかる。みんなが想像している百均はたぶん原宿のダイソーみたいなところで、原宿なら泊まっているところ(※参宮橋にあるオリンピックセンターに宿泊していました)からも近いから明日以降でも行けるよ。今から新宿のあまり大きくない百均に行っても、時間があまりないから急いで買い物してもらうことになるしそんなに楽しめないと思う。だから今晩無理して行くくらいなら、明日セッションが終わってから原宿のダイソーに行って買い物したほうがずっと楽しいと思うよ。それに明日の夜なら今日よりも時間に余裕があるから、原宿に行った後に渋谷に行ってハチ公を見ることだってできるかもしれないよ!」

 

このくらいまくしたてて初めて海外参加者に納得してもらい、ようやく参加者を連れて宿舎に戻ることができました。その日はすっかり疲労困憊し、帰りの電車で台湾の子に「怒ってる?」と訊かれてしまいました。(私は疲れると不機嫌に見えるそうです)

 

初めの方こそ戸惑うことが多くありましたが、会議が進むにつれ、海外参加者との観光を共にすることにも慣れ、自分自身も観光を楽しむ余裕が生まれるようになりました。普段は行かないようなところに行く機会があったり、当たり前だと思っていたことについて質問されたりと、新たな発見も多くありました。個人的には、東大の学生証を提示すると上野の国立科学博物館に無料で入れると知ったのが一番の驚きでした。金欠の時に時間を潰すいい場所が見つかりました。

上野国立科学博物館の屋上で撮った一枚

短いけれど、濃密な時間

GNLFのフォーラムではセッション中だけでなく、観光でも他の参加者と交流する機会が多くあります。約一週間、生活を共にすることで、深く考えさせられることからただただ楽しいことまで色々なことについて話し、お互いを知ることができる、このことがGNLFの何よりの魅力かなと思います。

 

GNLFの本会議を通して参加者が、末長く続くような人脈を築くというのはあまり現実的ではないかもしれません。それでも、文化も価値観もまったく異なる人と短くとも濃密な時間を過ごしたことは、少なからずインパクトのある経験でした。自分自身の考え方や生き方に何らかの影響を与えるきっかけとなれるGNLFの活動にはそういう意義があるんじゃないかなと感じることができた本会議でした。

[2018本会議レポ]国際交流の現場で英語力がないということ

はじめまして、今回の本会議ブログは9期の伊藤がお送りいたします!

3月といえば何を思い浮かべますか?

卒業式?春?桜?

いいえ、花粉ですね。鼻が詰まって夜も眠れない。

というのはさておいて、

GNLFでは(というかどの団体も)本会議に向けて様々な仕事をしなければなりません。その中には海外参加者との事前のやりとりがあります。本会議に関する資料、航空券のやりとり、参加者からの質問対応などなどおよそ4ヶ月の大仕事だったのですが、自分はそれでパキスタン・ハンガリーを担当していました(かべちゃんのブログに出てるSyed・Shafaqとももちろんやりとりしていました)。特にパキスタンとはかなり連絡を取り合っていて、本番前からそれなりに思い入れが強かったのです。

ということで、今回はパキスタン参加者を通して自分のどこが変わったのかを話していきたいと思います。(これでパキスタンは2回目の登場ですね)

正面のふたりがパキスタン🇵🇰からの参加者。かっこいい。

初日~3日目

まず、空港に9期会頭・かべちゃんとパキスタン参加者のお迎えに行ったわけですが…

英語が話せない

自分以外の2人はまあバンバン話す&通じるんですね、一方で自分は英語が出てこない!!!2人に日本語で話す→英語にして参加者に伝えてもらうことをなんとか繰り返して初日は終わりました。

2日日はなんと、パキスタンの参加者2人+自分という状態で原宿からオリンピックセンターまで連れて行くことになったのですが、初日が頭をよぎって英語は話せない話せない…会話がゼロに等しく(正確にはパキスタン参加者同士で話していた)、海外にわざわざ来てくれたのになんか申し訳なさすら感じていました。3日目もほとんど会話をせず、ただその場にいた感じでした。

今思うと、メールでかれこれ4ヶ月やりとりしてて対面で話さないっていうのは笑えてきます。でもこの時はこれでいいやって諦めてました。

4日目(~最終日)

文化交流会で三人で撮った写真。いい写。

この日は、各国参加者が自国の食べ物やお土産などを紹介する文化交流会がありました。で、運営含めそれぞれ思い思いの場所に行くので、自分もとりあえずパキスタンのブースに行きました。すると食べ物もあり話が続きました。帰るときも、大学が、勉強がどうだこうだと(しょうもないことですが)自然とうまくいったのです。部屋に戻った後もAlex(ブルガリア参加者)と日本とブルガリアはどうだこうだと話していました。

話しているShafaq。かわいいしかっこいいし最強。

この日に学んだのは、海外の人と交流するときに、自分から心を閉ざしていては何も起こらなくて、色々考えたり悩んだりするのではなくてとりあえず話す姿勢が重要だということです。なんかよく聞く話ですが、自分は本会議を通して割と実感したところです。

本会議後にも、Shafaqから「あなたはシャイね、もっと話せばよかった」とメッセージがきたので、そうゆうとこなんだなと、改めて思いました。

(とはいっても、知識不足で言いたいことを英語に直せなかったり、知らない単語が飛び交ったり、話のスピードについていけず何を言っているのかわからなかったりとなったので英語能力はあげなきゃいけないとも思いました。)

終わりに

自分のように、「海外の人と(ちょっと)交流してみたい、でも英語に自信がない」と悩んでいる人も、とりあえず交流の機会を設けてみてはどうでしょうか?GNLFではこのような海外と接触する機会を作っています。興味があればぜひ、ミーティングを見学しにきてください!

[2018本会議レポ]キルギス人との9日間

みなさんお久しぶりです。GNLF9期の萩原雅之です。

 

GNLF2018本会議が終わり、振り返りを書こうと思います。色々書きたいことがあり、まとまりがなく稚拙な文章になってしまうことお許しください。

 

今回は主に私が関わったキルギス人参加者との関わりについて書こうと思います。

 

私はキルギスという国の担当で、キルギスからきた生徒3人、教授1人と本会議前も本会議中も関わることが多かったです。私はこれまでカナダやアメリカなどの国に行ったことがあり、現地の人たちと交流したことがありましたが、それらの国の人、文化は日本でもある程度は知られているものであり、だいたいイメージがつきました。

 

しかし、キルギスと初めて聞いたとき、どこにある国なのか正確には分からないし、これまでキルギス人に会った事もないし、どんな生活をしていてどんな顔なのか想像もつきませんでした。そんな日本にとってマイナーな国、キルギス人は一体どのような人だったのでしょうか?

 

実際会ってみて思ったのは、なんら私たちと変わらない、という事です。

普通の優しそうなおばさま教授 Irys、強い、カッコいい女 Malika、腰が低くて控えめな女の子 Bema、内に思いを秘める寡黙な男 MaxBemaMaxは意外と裏もありました笑。)

Max with 変な黄金の建物 in 浅草です笑

見ての通りですが、もちろん左がMalika、右がBemaです笑

4人とも、日本人の血が入っていると言われても違和感を覚えないような日本人風の顔でしたし、性格的にも私の知る限りでは一般的な日本人に多いタイプのものでした。

グローバル化が進む時代で、ある程度ライフスタイルが世界的にも似通ったものになってきている事を差し引いても、グローバル化以前から在る文化、という点でも似通ったものが多かったです。

いくつかあげるとすれば、長幼の序、干支、流鏑馬(やぶさめ)などです。順に紹介していきます。

長幼の序

キルギスにも日本と同じように年上を敬い、年上に従う文化があり、例えば生徒3人が教授Irysをいつも気にして荷物を持ってあげて助ける姿や、今日何があって今から何 をしに行くのかなど逐一報告している姿は本当に日本と似ているな、と感じました。

干支

明治神宮で一緒に絵馬を見て、その説明をしている時に言われて知った事なのですが、キルギスにも12年周期の年の数え方があり、その年の名前は動物の名前に由来しているという事でした。詳しくは覚えていませんが、共通する動物も多かったです。

流鏑馬(やぶさめ)

キルギスは遊牧民族が住んでいることもあり、騎馬の文化が根付いています。ほぼ日本の流鏑馬と同じように、走る馬の上から的をめがけて矢を放つそうです。聞いた話によると、騎馬ラグビーというものも存在するらしく、馬に乗りながら羊の死体をボール代わりにしてラグビーをするらしいです(恐ろしい)

 

しかし、同じ側面が多いからこそ目立つ差異もありました。今回のテーマであるジェンダーにも関わる誘拐婚です。

まず誘拐婚について簡潔に説明すると、男の人が良いなと思った女の人を強引に説得(誘拐)し、男の人の実家に連れて行き、白いスカーフを頭から被せて男の人の親戚一同で結婚を強要するというものです。キルギスではこの誘拐婚が伝統的に根付いており、今もなお僅かにですが存在しています。(もっと色々な事象があり、ここでまとめるには長すぎるので興味のある方は是非調べてみてください!)

誘拐婚についてはキルギスの担当になってから興味を持ったので少し調べていたのですが、実際にキルギス人に聞いてみて彼らの意見、彼らの意見の裏側にある個人的な意見まで聞く事が出来た気がしています。

彼らはもちろん、誘拐婚を無くすべきであり断絶されるべきという意見を持っていましたが、なんとなく昔からあるものなので何らかの形で残ってしまうのは仕方がない、伝統であるため完全になくすことは難しいのではないか、誘拐婚は悪い部分だけではないので一方的にいけないことだと決めつけることはできないのではないか(例えば両親に結婚を反対されたカップルが誘拐婚を装って駆け落ちするなど)、そのような私たちからしたらある意味保守的な意見を持っていると私は会話の中で感じました。

 

自分たちとは違う他の文化を、自分たちの文化というフィルターを通して批判することはとても簡単ですが、その自分たちの文化のフィルターを取っ払い、フィルターを無くして、又は相手の文化のフィルターを通した上で理解、批判するのはとても難しいことだな、と感じた瞬間でした。

キルギス人、日本人でもちろん誘拐婚という一つの物事に対する考え方は変わってきます。私は今回の会議でキルギス人の誘拐婚に対する意見、昔からあるキルギスの伝統や文化、価値観を聞き、受け入れることが出来ました。しかし、それらを理解することはあまりできなかったように感じます。何か新しい考え方を初めて知り、なるほど、となるのは簡単ですがその考え方をその立場に立って深く理解するのはとても難しかったです。

幸い、私は来年の本会議も参加することができるので、来年こそは参加者の価値観を参加者の立場に立って理解する事ができるように来年のテーマであるmajority, minorityについての知識をさらに深める事、相手の意見を正しく聞き取って理解し、自分の意見を正しく伝えられる英語力の習得を目標に頑張りたいです!

[2018本会議レポ]かべちゃんの語るパキスタン参加者との思い出 #感動 #泣ける part 2

こんにちは。9期の日下部です。今回はGNLF本会議でのパキスタンとの交流第二弾をお送りします!(第一弾はこちら)

最後の夜

時間が経つのはあっという間で、様々なことがあった本会議も無事閉会式を終えました。

その晩、私は再びShafaqとSyedと話をしていました。パキスタンの二人は宿のチェックアウトからフライトまで時間があったので、出発日は上野観光をしてから空港へ行こうということになり、観光ルートを(主に私が)計画していました。

また、運営は東京駅で成田空港行きのバスに乗せるところまで二人を見送ることになっていたので、成田空港に着いてから困ることがないよう、バスの乗降所インフォメーションの場所についても確認していました。

一緒に過ごす最後の夜ということで一抹の寂しさもありましたが、パキスタンから持ってきた食べ物をもらったり、他の人も交えて歓談したりと楽しい時間を過ごしました。

別れの時

とうとうやってきた出発日。

睡魔と疲労に襲われながら、なんとか上野観光を終え、SyedとShafaqと一緒に東京駅までやってきました。予定では東京駅で二人を空港行きのシャトルバスに乗せ、お別れするつもりでした。

しかし、ブルガリアの二人が迷子になってしまう事案が発生!

急遽私はパキスタンの二人を一緒にいた運営の林くん、合田くんに任せ、東京駅の丸の内線改札前に待機することになりました。

ブルガリアの到着を待ちながら、「ShafaqとSyed、成田空港のバスの乗降所とかインフォメーションの場所とか大丈夫かな、最後に念のため確認したほうがいいかな」と不安になり、林くんに空港のバスの乗降所とインフォメーションの場所について確認してあげてほしいとラインを送りました。

 

そして、「直接挨拶ができなくてすごく悲しいけど、パキスタンの二人と会えてほんとに良かったって伝えておいて」と送りました。

 

送った途端、胸がぎゅっと締め付けられると同時に、何かが堰を切ったように溢れ、涙が止まらなくなりました。

最後に直接お別れができなかったのは悲しい。

けれど、そうだとしても、どうしてこんなに泣いているのか自分でもよく分かりませんでした。

背中を押してくれた財務局長の一言

ようやく涙が止まった頃、財務局長の築島さんに連れられたブルガリア勢と合流でき、バス乗り場に向かいました。

バス乗り場に向かいながら歩いていると、パキスタンの二人をバスに乗せたとラインが入りました。

 

ああ、もう会えないんだなという事実が胸に刺さりました。

 

原宿でクレープを食べるSyedが嬉しそうに笑っていたこと、

お互いの国の政治や教育について意見を交わしたこと、

日本とパキスタンの文化や価値観の違いに驚いたこと、

アメ横を一緒に歩いたこと、

SyedとShafaqがお土産に抹茶味のポッキーを買い込んでいたこと…

一緒に過ごした記憶が走馬灯のように駆け巡り、再び涙がこみ上げました。

そんな私の様子を見た築島さんが、「成田行ってきな」と言いました。この時の築島さんは本当にかっこよかったです。

そして、再会

バス乗り場に着いた私は、引率していたブルガリア勢と一緒に成田空港行きのバスに飛び乗り、Shafaqにメッセージを送りました。

そのときの会話

 

 

Shafaqからのメッセージを読みながらバスの中でまた泣きました。Shafaq天使すぎる。

隣の人には多分不審に思われていたけど仕方ない。というかなんで自分こんなに泣いてるんだ?そんなことが頭をぐるぐるしながら、気がつけば泣き疲れて眠りに落ち、起きたら成田空港につくところでした。

 

空港に着くと、そこにはSyedとShafaqの姿がありました。二人に駆け寄って、ハグをしたら、出尽くしたと思った涙がまた出てきました。

Syedも泣いていました。

 

今度こそ、きちんとお別れの挨拶をすることができました。

 

空港でのスリーショット

ここでしか得られない出会い

本会議に参加する上で私が大事にしていたのは、この会議を通して参加者がここでしか得られないような経験が得られるよう、運営の立場からできる限りを尽くすことでした。

しかし、この本会議を通して運営である私も、ここでしか得られない出会いに恵まれたと感じます。

約1週間という短い時間で、国籍も文化もまるで異なる人と、ここまで特別なつながりを感じられるまでになれる。そのことは全く予期していませんでした。

人と人が繋がりを築く上で大切なのは、国籍や価値観の違いに惑わされることなく、いかに相手と自分の違いを理解し、コミュニケーションをとるかであるということ。このことが本会議を通して得られた一番の収穫です。もちろん頭ではわかっていたことだけれど、実際に経験するのとでは雲泥の差があると感じました。

 

国際交流をしてみたくてGNLFに入った私は、想像以上の地味な事務作業量の多さを前に頑張るモチベーションを見失い、学科の勉強の忙しさも相まってお世辞にも本会議の準備に十分貢献できたとは言えませんでした。そんな自分が本会議に参加してもいいのかと直前まで悩んでもいました。

しかし、本会議が始まってからは、今まで貢献できなかった分本会議中にできる限りのことをやろうと考えました。

本会議を終えた今、GNに入ってよかった。辞めずに続けてよかった。心の底からそう思います。

そして、いつかまたSyedとShafaqに会えたらいいなと思います。

[2018本会議レポ]かべちゃんの語るパキスタンとの思い出 part 1

こんにちは!9期の日下部です。今回は本会議でのパキスタンの学生二人との交流について話したいと思います。

 

今回の本会議ではパキスタンからSyedとShafaqという二人の学生が参加しましたが、この二人との出会いは私にとって忘れられない思い出になりました。

ラーメンを食べるShafaq(左)とSyed(右)

 

初日

二人と初めて会ったのは空港にお迎えに行った時。

最初は少しぎこちなさもありましたが、一緒にお迎えに行った同期の林くんが抹茶味のポッキーを二人に渡すと、ポッキーが気に入ったようでそこから話が弾みました。美味しい食べ物は万国共通ですね。

ちなみにおせんべいを渡したら、Shafaqは塩辛すぎると言って一口食べたところで残してしまいました。(残りは私が食べました)

パキスタン人に会ったのは初めてでしたが、二人とも気さくで話しやすい、というのが第一印象でした。

二日目

翌日、セッションのため参加者は宿泊所から飯田橋駅に向かうことになりました。

経路は、参宮橋駅から小田急線で新宿駅まで行き、総武線に乗り換えて飯田橋駅に行くルート。Yahoo乗り換えで調べれば30分もかからない道のりですが、Syedの場合はずっと時間がかかります。

Syedは車椅子を使っているからです。

車椅子の場合、電車に乗る際にはまず改札で駅員さんに車椅子を使う旨を伝え、駅員さんが案内を担当する他の駅員さんを呼び、その駅員さんに案内していただく必要があります。乗り換えなども階段ではなくエレベーターを探さなければなりません。

この会議中、Syedと移動を共にする機会が多々ありましたが、その度に東京がバリアフリーには程遠い環境であることを身をもって感じました

この日私はSyedと一緒に移動していましたが、ずっとShafaqも一緒について移動していました。寒い中、駅のホームで長い時間待っている間も疲れや不満を見せることもなく、一緒に待っていました。

運営の役割

その後の運営メンバー間のミーティングで、ShafaqがSyedを手伝うことに義務感を感じているのではないか、そうであれば運営がもっとサポートに回るべきではないかという話が持ち上がり、私がShafaqに本意を訊くことになりました。

が、結局訊きませんでした。ShafaqやSyed、また他の参加者の様子を観察している中で、ShafaqがSyedを手伝っているのは義務感からではなく友情からであることを感じたからです。

そこへ運営が介入するのは参加者への過干渉になるだろう、というのが私の至った結論でした。

それと同時に、車椅子を使っている、そのことだけで必要以上に神経質になっている自分がいることに気が付きました。

車椅子を使っているからといって何でもかんでも補助が必要なわけではないのに、あれやこれやと気を回そうとするのはただの余計なお世話だなと考えを改めました。

困っていたら、そっと助ける。運営としての私はそのくらいの心構えでいようと決めました。

実際その後の参加者の様子を見ていると、Shafaq以外の参加者がSyedを手伝っている様子も度々見られたし、困っているの見かけたら助けるという姿勢が自然と出来上がっているように見えました。

楽しい話から深い話まで

本会議二日目の夜は空いた時間に、ShafaqやSyedと一緒に原宿を観光することになりました。

竹下通りを抜けた後、表参道の方へぶらぶらと歩きながら、日本とパキスタンの文化の違いや暇な時間の過ごし方など色々なことを話しました。

特にShafaqが休暇期間ごとにハリーポッターの本と映画を全て見返すほどのハリーポッターファンであると知った時には、私も徹夜して読破する程度にはハリポタが好きなこともあり、話がとても盛り上がりました。全く違う国から来た中で、「ハリポタが好き」という共通点を見つけたことで一気に親近感が湧いた気がしました。

 

Shafaqとは観光中や、セッション中、それ以外の時間でもたくさんのことについて話しました。ハリポタや好きなテレビ番組について話すのも楽しい時間でしたが、それ以上に心に残っているのはShafaqの、パキスタンの人々に対する思いでした。

あるセッションで、議員定数を男女同数とすることについてどう思うかを議論していた時、Shafaqは中上流階級と貧しい労働者階級では同じ土俵で話をすることができないことを指摘しました。

労働者階級の女性には日夜働いて子供のため、生活のためにお金を稼いでいるのにもかかわらず、遊び呆けてその稼ぎを浪費する夫に苦しむ人が多くいる。満足に子供に教育を受けさせることもできない。仕事で稼いだお金を貯めようとしても、彼女たちは身分証を持たないので口座を開設することもできない。身分証を発行しようにも夫の署名が必要で、なかなか夫の協力を得ることができない。ただでさえ生きるのも大変な状況下で、女性の議員定数を増やしたところで、パキスタンの女性には、出馬することでさえ乗り越えるハードルがあまりにも多すぎる。

家で労働者階級の女性を雇う彼女の実体験をもとに発せられる言葉は、大きな説得力を持っていました。パキスタンで恵まれた環境にあることを強く自覚し、そういった立場にあるからこそ、社会的に力を持たない人々を助けたいという強い気持ちが垣間見えた瞬間でもありました。

メディアとジェンダーに関するセッションにて

 

まだまだパキスタンの二人とのエピソードはたくさんあるのですが、だいぶ長くなってしまったのでここで一旦この記事は終わろうと思います。

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