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Category ArchiveYokohama 2017

【FINAL DAY/2017 CONFERENCE REPORT】今、Sustainabilityを考えるということ

ついに最終日。
最後の課題は、これまでのSessionで学んだこと・議論したことを生かしつつ
・現状のSustainabilityにかかわる問題の解決のために必要な方策は何か
・今、私たちがSustainabilityについて共通の目標を掲げる意義とは何か
についてのグループプレゼンを作り上げることでした。

参加者それぞれの国が掲げる失業・エネルギー問題などのNationalな課題、領土や水をめぐる複数国家間のRegionalな課題、地球温暖化や経済危機などのInternationalな課題…こうして見てみると、様々な規模の個々の問題に個々の当事者が対応しなければならないということと、個別の主体だけではそれらの問題に対応しきれないということの間のジレンマを強く感じました。1つの結論に至るのは難しく、どのグループも真剣に議論を重ねていました。

夕方はフォーマルウェアに着替え、GNLFの後援・助成団体の方々をお招きした報告会/閉会式会場へ。
本会議期間に学んだことの成果発表会と、関連企業・財団の方々への活動報告を兼ねて各グループが集大成となるプレゼンテーションに臨みました。様々な意見や実例が取り入れられたプレゼンの多くで「コミュニケーションの大切さ」が主張されていたのが印象的でした。その後は参加者への表彰状授与へ。最初は誰が誰だか…と思っていた参加者1人1人に今となってはエピソードがあって、名前が呼ばれるたび感慨深いものがありました。

フォーマルな報告会、閉会式を終えた後は会場を移して立食パーティとなりました。
全ハラル対応(すごい!)の食事を片手に仲良くなった参加者と写真を撮る人、来賓の方と交流を深める人…と思い思いに過ごす中、一番早いフライトで戻るチュニジアの参加者との別れの時間になりました。「またどこかで」「私の国にもいつか来てね」と言い合っているところを見ると、短い時間とはいえなかなか会うことのない国の人同士がここまで交流を深めたんだ!と嬉しくも寂しくも思いました。

さて、長くなってしまいましたが2017年本会議のレポートは以上です!
今回の会議は世界中の出来事の中では小さな機会かもしれませんが、こうして国境を越えた多様な人の声を実際に聴くところから新たな気づきや活動が始まるのではないか、という半ば願望のような考えを、でも本会議前よりもずっと実感を伴って持つようになりました。
これからも、世界のNext Leadersが集い、何かを生むきっかけとなる魅力的な場を作ることを目指して活動を続けていきます。ここまで読んでくださりありがとうございました!

【Day7/2017CONFERENCE REPORT】企業から見たsustainabilityとは?

今日は企業の視点からSustainabilityを見るセッション3が始まりました!

まず、某有名IT企業の方から公演をいただき、ワークショップを開催しました。各グループごとに異なる詳しい問題設定が割り振られ、30分である程度の計画を立てて全員の前でプレゼンを行います。私の班では津波でワカメの養殖設備を全て流され、1年間生産を中止する間に、お得意先の商品棚に商品を置いてもらえなくなった設定で、企業から支援を得るためどのように説得するのか、という題目で、これがなかなか難物でした。英語力のなさ以上に思考力のなさが露呈してしまって限りなくテンションが下がっている間に、チームメイトはどんどん目標設定やアプローチを考えつめていました。この悔しさをバネにこれからもっと色んな分野をかじってみたいと思いました…

昼食を挟んで、RICOHの方からも同じように公演、またワークショップを行いました。事前にSDGsの項目のうち、自分の興味がある話題選んでもらっていたので、それに基づいてグリープに分けられました。興味深かったのは、海外参加者の間ではバラバラだったのに対して、日本人参加者の2/3が「平等な教育」というテーマを選んだことでした。ワークショップでは、まず自分がなぜこのテーマを選んだのか、自分のやりたいことは何か、また実際にできることは何か、という問題を筆頭に、私が所在していたチームでは「平等な教育」の障害とは何か、それに対して自分はどう動けるのか、というような非常に現実的な(ゆえに辛いものもありますが)問いについて考えさせられました。特に将来に関して、「起業したい」、「弁護士になりたい」、「海外留学したい」というような具体的なものももちろんありましたが、「僕はただ楽しく生きたいんだ。」との発言は琴線に触れるものでした。また、ワークショップを通じて痛感させられたものは、「自分に何ができるのか」ということに対してあまりにも無知だったことでしょうか。それが実際に何もできない、ということではなく、「自分はこれができる」と認めることに恐れを感じているのかもしれないと自覚した時でもありました。

こうした海外参加者との会話の中での、彼らがこぼした何気ない言葉の中から文化の差異や、価値観の衝突を肌で感じられたこの瞬間を、これから先もずっと失わずにいたいと思った、そんな1日でした。

【DAY6/2017 CONFERENCE REPORT】Welcome to TOKYO!!

2/12は東京観光の1日!!!東京は快晴そのもので、朝からるんるん気分でいっぱいでした。でも日本人参加者、またGNLF1年生には、みんなを無事に引率するという役割もあり…。今回のブログ記事ではただ単に各班の観光を追うのではなく、あえて私が観光に感じた、リーダーシップとは何か、についての思いを綴っていきたいと思います。しばしお付き合いください。

その前に!宿を移動をしました。今晩からお世話になるのは築50年以上の老舗旅館。本格的な日本家屋にレトロなディテール、海外勢よりむしろ私の方がテンションが上がっていたかもしれません。また、安田講堂前で全員の集合写真を撮影しました。

本郷キャンパスで

本郷キャンパスで

 

さて、本郷三丁目から出発しようとした私の班。さっそくトラブル発生です。班員の1人が友達が多い班に合流するため班を抜けたいと言うのです。結局彼の合流を許したのですが、その時に和解のハグをしようと言ってきた彼。どう考えても彼の方がルールを破っているのに、和解しましたよ、というタイミングを作ることで関係が冷え切ることを防いだな、と感じました。会議中、他にも意見が厳しく対立した後などに、あなたを傷つけたなら謝るけど、私の本意はこうだったの、と説明する参加者が多かったです。なんとなく気まずい関係のままにしておくのでも、自分が謝罪するのでもなく、「和解」(あるいは「自己弁明」)をしようとする。日本文化との違いを感じます。もしかしたら国際的なリーダーに必要な力かもしれません。

浅草観光へ出発した我が班。次のトラブルは、班員の価値観の相違です。とにかく写真を撮ろうとする参加者、それを待つのが耐えられない参加者。宗教上の理由などで食べ物に大きな制限がある参加者、日本食を食べたい参加者。金銭感覚の違い。私は随所に分散行動を入れましたが、なんだか軍隊のようになってしまい、みんなで楽しむ空気は作れませんでした。悔やまれます。

結局、時間不足で予定の半分も回れず、夕飯も適当に各自食べ、集合時間に遅刻した我が班。一緒に観光を回り、自国で学生会議の運営経験がある参加者(私が個人的に尊敬している方)に愚痴ってしまいました。リーダーなのに遅刻やルール違反に寛容すぎるのよ、といった彼女でしたが、人間は経験から学ぶしかないわとも言ってくれました。

地獄の観光だったかのような記事になってしまいましたが、観光地につくたびみんな歓声をあげてくれて、きっと楽しんでくれたことと思います。しかし、リーダーシップとホスピタリティについて色々考えさせられる経験でもありました。グローバルリーダーたろうとするもの、国際的知見や、世界的課題についての問題意識はもちろん必要です。でも、実際は弱冠19歳の学生。こうした小さい経験をたくさん積む中で学ぶものもあると強く思いました。

【DAY5/2017 CONFERENCE REPORT】水と生活と未来

会議5日目は、国連大学副学長で東京大学でも教鞭を取られている、水文学の権威、沖大幹先生をお呼びして、昨日の午後に引き続き水問題とsustainabilityについて取り組みました。

まずはグループごとに先生にお見せするプレゼンテーションの準備。内容はさることながら、見せ方にも趣向を凝らしました。班内で水問題について話し合うとき、水紛争の当事国の学生、例えばインドと係争中のパキスタンの学生が、かなり相手国についてきついことを言っていたのが印象的でした。相手国の学生の言い分も聞いてみたいです。

先生にプレゼンテーションを見ていただいたあとは先生からの講義と、各プレゼングループを先生に回っていただきながらの討論へ。特に先生を交えての討論は刺激的で、各国の学生が自国の問題について、あるいは班内で意見が二分された問題について(例えば、上下水道などのインフラ整備と外国資本のあり方)について熱く質問を重ねていました。

連日のフォーラムで参加者の顔に疲れが見える中でも、ここぞという時に見える参加者の本気。そんな瞬間が私は大好きです。一方、異文化交流とは言っても、それぞれ大学で学ぶ学生同士、持っている問題意識や描く理想像はかなり似通っているのではないか、と同期の1人がこぼした5日目でした。

【Day4/2017 Conference Report】映画と観光と…雪!

本日のセッションは水問題でした!午前中は各国ごとに分かれ、自国の水問題を共有した後、プレゼンを行いました!地理的条件から経済、ガバナンスまで各国の現状は大きく異なる部分もあれば共通する部分もあり、水問題のスケールの大きさ、水資源のマネージメントの重要さ等を実感する機会になりました。
その後はグループに分かれ、水危機と水の不平等な分配、水紛争といったトピックごとにその原因と解決策についてディスカッションしました。置かれた環境が違うとアプローチも異なること、表層的な問題解決だけでなくより根本的なフレームワークの転換も必要になってくると感じました。
昼食後は風の谷のナウシカを見ました!やはりジブリは偉大ですね。普段なら眠い昼食後にもかかわらず、皆映画に見入っていました。その後GNLFメンバーがナウシカをアカデミックな観点から見たプレゼンを行いました。宮崎駿は人間と自然の共存、テクノロジーへの警鐘といったテーマをこの作品の主軸においています。AIといったテクノロジーが発達する現代社会においてサステナビリティをどう達成するかという問題を考えるきっかけを提供できたと思います!同時に日本の誇りたるジブリも紹介できました!!
映画を見た後はグループに分かれて観光に行きました。ポケモンセンターではしゃぐ参加者が印象に残っています(笑)。日本のソフトパワーに期待したいですね。横浜の夜景は当然綺麗で皆感動していました。何より私が感動しました(笑)。観光を終えて、やはりディスカッションだけでなく観光や文化交流によって楽しい思い出を作ること、相手の国への理解を深めることが良い国家間・市民間の関係を作るのだろう、と強く感じました。
明日はいよいよ、水文学の中でもとりわけ水循環システムの研究の第一人者でいらっしゃる沖教授によるディスカッションとご講演です!ブログを書きながら私はとてもワクワクしています!次のブログでその内容をご報告しますのでどうぞお楽しみに!!

【Day3/2017 Conference Report】Cultural Party!!!

お互いに緊張の面持ちだったのが嘘のように、会議室中に響き渡る笑い声。「GNLF conference 2017」3日目では、時にはジョークを交えながら、和気藹々とディスカッションが行われました!
午前中は横浜市の職員である中山さんをお招きし、「What is a Sustainable Community」というテーマで講演をいただき、その後は参加者のみで「コミュニティーのあり方」に関するディベート。短い時間だったにもかかわらず、どの班も議題を掘り下げていて、とても勉強になりました。他の参加者や、班の意見を聞くことで、考えつかなかった視点から問題を見ることができました!大収穫!

各国のプレゼンテーションと食べ物試食会で大いに盛り上がり、参加者同士、そしてGNLFメンバーとの距離がこれまで以上にぎゅっと縮まりました。きっと2cmくらいまで縮まったかと!
当たり前のことですが、民族衣装はそれぞれの民族に一番似合うように形作られてきたのだなあと実感。日本にいながら異国情緒を感じられて本当に幸せです。そして全員での集合写真の笑顔がこれ以上なくキラキラ☆!眩しすぎて直視できないくらい笑
ますますこれからの日程が楽しみでなりません!視野と世界を広げるぞー!!
☆次回は4日目の模様をお届けします☆

【Day2/2017 Conference Report】フィールドに出る

本会議も次第にアツくなってきました!!普通はなかなか出会わないような国の学生同士が仲良くなってきているのを見ると一参加者として、またGNLFの一員として感慨深いものがあります!

2日目の午前中はメンバーが2手に分かれて横浜近隣の持続可能性に関する取り組みを見学しに行きました。

藤沢SST(Sustainable Smart Town)では、ソーラーパネルを活用した電力供給、グリルになるベンチなど(!)災害時のための設備、教育・文化の複合施設といったハード面に加え、共同の防災訓練や住民同士のワークショップなど共同体の中での人同士の実際のかかわりといったソフト面についても様々な取り組みがありました。
きわめて人工的な都市に住むのは果たして快適といえるのか、職場が地域内に多くない状況ではすべての日常生活上の活動が一つの場所で完結するという意味ではコミュニティとして未完といえるのではないか、経済的に先進国内であっても多くの人がこのような先進的な都市に住めるわけではない…といった疑問や意見を耳にしました。スマートシティの取り組みはほかの国の視点から見て、まだ持続可能性の実現のための方策として不十分ともいえるのかもしれません。
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我らが横浜グループはまずLED農園へ。
そこは紫色のLEDとわずかな水、肥料だけで野菜を育てる、という近未来的な農園でした。
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その後みなと博物館へ。
横浜港がどのように発展し、壊れ、また再生したのか、その歴史について学びました。

午後は全員集まり、それぞれが午前中体感したSustainabilityについて話し合って共有し、最終プレゼンに向け準備を進めました。

昨日今日と本会議を進めてきて感じているのは、Sustainability が本当に各国に共通する課題であること、しかしその形は国によって多様である、ということです。

次世代のグローバルリーダーズには、世界的に多様な問題の本質を見抜くマクロな視点と、個々の国の事例からその国に見合った解決策を探るミクロな視点の両方が必要なのではないか、そんなことをぼんやり考え始めた2日目でした。
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【Day1/2017 conference report】オープニングセレモニーのご報告

Assalaama!(さて、どこの言葉でしょう?)
参加者全員が無事に到着し、中には夜中の1時にホテルについて朝早起きなんていう大変な方もいましたが、早速オープニングセレモニーで本会議が開幕しました!
まずは会頭、プログラム局長から挨拶があり、そのあとアイスブレイクとして全員で即興劇(という名のジェスチャーゲーム)をしました。温泉や富士山など、日本的なテーマなどを選びましたが…簡単すぎたようで皆すぐに正解を答えてしまい、肝心の劇はほぼ見れませんでした笑 ですがそれぞれ楽しんでくれたようで、用意した身としてはとても嬉しかったです。
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次に、各国が予め用意してきたプレゼンタイム。テーマは、自国のSustainabilityにおける最大の問題。このテーマで良かったと思えた点は、各国が最重要視している課題がちゃんと異なっていたことでした。農業、人口問題、都市化、政治構造など、Sustainabilityがいかに多岐に渡るものであるか、改めて感じさせられました。

最後に、GNLFに特別後援をいただいている読売新聞社の河野博子様より、「2016年を振り返る」というテーマで基調講演をしていただきました。気候変動、テロ、イギリスやアメリカの政治情勢など、世界的に変化・動きのあった一年だったと思わされました。2017年はSustainableな世界に向けての動きがあるか、これからの国際情勢をしっかり追っていきたいですね。

疲れていたと思った参加者も皆、夜には元気に出かけて横浜観光を楽しんでいたようです。私たちGNLFメンバーは…初日からお疲れ気味でした^^;
しっかり休んで、海外参加者の皆さんに負けないよう、明日からも元気に頑張っていきます!では、二日目のプログラムも楽しみにしていて下さい!

(ちなみに最初の挨拶は、チュニジアの言葉でこんにちは!だそうです!今日一番の収穫かも。スペルは自信ないですが、カタカナ表記もしづらかったので合っていることを祈ります… スマホのメモに各国の言葉を増殖させていくのが最大の目標かもしれません笑)
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いよいよ明日!2016年度本会議スタート!

 いよいよ明日7日から8日間にわたる、GNLFの2016年度(2017年実施)本会議がスタートします!

 今回のテーマはSustainability、持続可能性。21世紀に入って以来、世界ではグローバル化が進行の一途をたどっていますが、すべてがうまく進んでいるわけでは決してないことは、この2017年の情勢を省みると一目瞭然でしょう。目下の問題として取り上げられる移民問題や、再び熱を帯びてきた地球温暖化論争。その多岐にわたる分野を横断的に包括する今回のテーマは、6年目を迎えたGNLFにとってまさに集大成といえるでしょう。

 その今年の本会議では、日本を含む歴代最多の13ヶ国から集まる学生たちが熱い議論を交わし合います。ニュースでも頻繁に取り上げられる国から、日本ではあまり耳にしたことのない国まで、各々が持つ力をフル活用し、正解のない難しい問題にどう取り組むのか。次世代リーダーたちの8日間の成果に是非ともご期待ください!

Yokohama_Conference