FEC × GNLF 第2回「2020年の日本を考える」レポート

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近頃は夏の暑さも消え、冬の寒気を思わせるような冷え込みが続いていますが、体調はいかがでしょうか。そろそろ本格的にこたつとみかんの季節に向けて身支度を整える必要を感じており、私のさむーいお財布事情もあって今後の出費に震えております。。

さて、そんなことはさておき。お待ちかねのブログ更新です。
今回は10月1日(土)に開催した、FEC(民間外交推進協会)との企画の第3弾である
「2020年の日本を考える ~第2回 日本の開発援助と途上国との関わり~」(@JICA幡ヶ谷)のレポートをお届けします!

 今回はゲストスピーカーとして、JICA理事であり、日本の国際協力の第一人者でいらっしゃる加藤宏様をお招きし、ご講演とフィードバックをいただくことができました。
また、GNLFに加えて、日中学生会議、日仏学生フォーラム、京論壇、MPJ youth(敬称略)からも参加していただきました。
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まず、セッション1のプレゼンテーションの議題は、「経済難の折、ODAは削減すべきではないのか」。賛成の立場からGNLFが、そして反対の立場からは京論壇がそれぞれプレゼンを行いました。
<賛成派>
財政が逼迫しているなかで、支援額の増加は厳しい。そのため、確実な計画の実行とニーズの満足を優先させる支援を目指すべきであり、そのためにローカルな活動に取り組んでいるNPO,NGOと連携し、同じ額でも効率のよい援助を行うべきである。
<反対派>
日本のODAは国内自生を反映した柔軟なものである。そのため、日本のGDPの大半を担う中小企業をはじめとする民間企業と連携した、新しい形でのODA活用、さらなる促進により日本経済活性化が見込めるという観点から、日本は国際社会の一員として途上国支援を継続するべきである。

そしてプレゼンテーションのあとには、加藤様からもフィードバックをいただきつつ、ディスカッションも繰り広げられました。

次のセッション2は加藤様のご講演でした。
ODAの国としての長期的な立ち位置をはじめ、JICAの設立契機、オイルショック等経済状況によるODAの方針転換、また、日本のODAの特徴と今後に関するお話をいただきました。欧米のODAにはチャリティ要素が色濃いのに対し、日本のODAは自立支援を中心とする考えのもとに行われているということや、これからの目指すべき方向性として、アフリカと農業が持つ可能性を最大限に活用すること、そしてそのためにJICAが行っているABEイニシアティブをはじめとする様々な取り組みに関してもお話ししていただきました。
参加者からの質問にも経験談を交えてお答えしていただくなど、長年国際協力に携わっていらっしゃる加藤様にしか聞くことのできないことばかりだったのではないでしょうか。

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最後のセッション3は、以下のテーマでフリーディスカッションを行いました。
テーマ①「ABEイニシアティブをどう見るか?拡大していく意義があると思うか?」
テーマ②「国際系学生団体として今後どう国際交流を推進していくべきか?」

① ABEイニシアティブの現状
TICAD Ⅵでは、ABEイニシアティブの継続が決まったが、これからは高専を活用して専門技術を持つ外国人人材(ex・工場長など)を育成する観点から使っていこうという方向性で一致しています。
このテーマでは、ただ技術を学ぶだけになってしまい、「日本であること」が存分に生かされるような文化的交流ができていないという課題が出ました。

② 学生団体としての国際交流推進のあり方
このテーマに関しては、交流したいという日本人学生と留学生とのマッチングが上手くいっていないというのが現実です。しかし、その需要と供給の橋渡し役となるべきなのが私たち学生団体でありその課題を解決するためにお互いに協力していこうという方向性で一致しました。

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大学生の視点から考える「国際協力」と、長年第一線で携わってきた加藤様の視点から語られる「国際協力の真実」。もちろん、別の角度から見ると、同じものも違って見えます。それを存分に実感できた貴重な機会でした。また、私ひとりの力で、そして、このGNLFで国際協力に貢献できることはなんだろうかと改めて考えさせられる時間でした。Think globally, Moving forward!
それではまた!

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