“メディアとジェンダー”セッションを振り返る

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さてみなさんこんにちは!新歓真っ只中ですね!今回は9期合田が、ジェンダーをテーマとする今年2月に行われた本会議の様子をお伝えしていきます!今回私がお伝えするのは、以下の4つのセッションのうちの

0,レディファーストの是非を問う(導入)

1,メディアとジェンダー

2,ライフコースについて考える

3,ジェンダーの多様性

2番目「メディアとジェンダー」にて、グループに加わったときの経験です!このセッションの中でも実は前半の「自分たちでCMを作ってみよう」パートと後半の「実際にCMを創っている電通の社員さんから話を伺う」パートがあるのですが、今回は前者。

さてみなさんはCMとジェンダーと聞かれて何を思い浮かべますか?

よくわからん、至極ごもっとも。私自身、こうしてジェンダーと向き合う機会がなかったら、はぁ?となっていたことでしょう。ですが実際には、世の中にはジェンダー的な観点から違和感のあるCMはいくつもあります。以下紹介しているのは、賛否両論を巻き起こしたり、いわゆる「炎上」をしたもの。

 

「養って」の発言が性差別的だと問題になったふるさと納税のCM

壇蜜さんが出演し、女性を性的対象として扱ったような表現が批判を浴びたCM

 

今回は、このような事態がなぜ起きてしまうのかーージェンダー的な問題点はどこにあるのか、作成者側は何を意識しなければいけないのかーーを考えるために、前半でまずは娯楽的な要素も取り入れつつ実際に自分たちでCMをつくってみよう、と。

さて、少し真面目になってしまったのでここからはラフにいきましょう(笑)。

まず参加者全体を5つのグループに分け、各グループに何の商品を宣伝するのかを伝えます。私たちの班に割り当てられたお題は、「洗濯粉(柔軟剤)(laundry powder)」。みんなが「この洗濯粉が欲しい!」と思えるような15秒のCMを作ります。ただし、そのCMに(どんな役割でもいいので)全員が参加することが条件。

私の班はLaszlo, Greta, Yurika, Nojo, など7名。まずは10分間、各自が個別にCMの構想を考える時間。それぞれがアイデアを練り上げます。ですが、ここでも日本人と海外参加者の差がやや浮き彫りに。この時間は集中して一人で考えようとする日本人と、この時間でも喋りたがる海外参加者。日本人の間に流れる「話してもいいのか?」みたいな空気。まくし立てる海外勢。控えめに言ってカオス。

 

ともかくも無事(?)10分を乗り切り、次のディスカッションの時間へ。1時間強とたっぷり使い、CMを完成させます。撮影するもよし、実演するもよし。

さて我々の班、活発に意見を出し合います。かぶってた案を合わせると、出てきたストーリー案は主に4つ。

 

①母さんが買い物で家を出ていく。家に残した父親と子供に洗濯を任せるも、全く洗濯ができない!そこに天使が現れる。さらっと粉をかけて、家中に散らばっていた洗濯物が綺麗になる!

②カップルがデートの待ち合わせ。商品の洗濯粉で洗濯した女の子の服からはいい匂いがして男子は会った瞬間イチコロ。

③仕事帰りで疲れる街に、粉雪(=柔軟剤)が降り注ぎ、みんなの服装がきれいになり、街に笑顔が戻りみんなハッピーに。

④昔いつも服を汚して帰っては母親に怒られた少年。「30年後」のテロップの後、きれいな白衣を着た彼が作り出したものは、どんなに汚れた服でもきれいにする最強の洗濯粉、という感動的ストーリー。ちなみに、日本人参加者Nojoの珠玉の一作。

 

さてジェンダーという観点からすれば最強なのは③だなぁ、と。④も捨てがたいが、全員が出演しにくい。ある程度のコメディ性も求めていきたいものです。するとここでハンガリー1のお調子者Laszlo(23歳)が「俺①で天使やりてえ!」と言い出す。他のメンバーも勢いに圧倒され、とりあえず(?)天使の羽を作り出す。こんな感じで世界は回っているのでしょうか。よくわからんけどもう止まりません。

 

ですがここで議論が奮発します。母さんが家出て言って残された家族が洗濯ができないっていうシチュエーション。あれ、これってジェンダー?お父さんは家事ができないっていう偏見をCMの観点から押し付けていないか?

 

結論から言うと、この議論は放棄されましたw。時間的制約のもと、CMを完成させるのに必死でした。それでも、参加者の心にCM作製の難しさを刻んだのは確かです。楽しんでやることと、ジェンダー平等の両立の難しさを実感した瞬間でした。

 

あとは文化祭直前のテンションです。Nojoが工学部オタクとしての本領発揮。天使の羽を飛行機の翼見たく大進化させるファインプレー。ご機嫌なLaszlo。休憩と言われたのに誰も聞かず夢中で作業を続けるし。

結果、Yurikaママ、私ゴーダパパ(なぜか一番童顔なのにパパ役になった)と子供たちと天使、というカオスな役割分担が決定。練習したともしてないとも言えないよくわからん状態で本番へ。たった十数秒ですが、少し緊張して、少し達成感があって、大きな笑いに包まれて。

 

他の班ではCMを説明した紙芝居を書いたり、実際にユーモアを交えたビデオを撮影したところも。

 

こうして、CM作製は大好評に終わり、幕を閉じました。元からジェンダーに関心があった人はもちろん、そこまで関心がなかった人も巻き込んでジェンダーについて考える契機となりました。そして個々が考えを持ち帰り、翌日は大手広告代理店である電通の社員さんから実際にCMを創作する際の心構えを聞きました。

このスライドだけでも後半の面白さ伝わってきませんか…??

 

 

 

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